『仁義なき戦い・広島死闘編』感想

2002年5月7日 火曜日

 今日は家で『仁義なき戦い・広島死闘編』を見ていました。主役の広能は脇役気味で、代わって村岡組の若衆・山中(北大路欣也)が中心。
 殺した相手の脈を必ず確かめる几帳面さと、後先考えない気の短さを併せ持った破滅型の若者を北大路欣也が好演しています。暴力があり、侠の情があり、湿ったロマンスもあり…。どちらかといえば青春映画ですか。「鬱屈した青春を暴力にぶつけるしかない若者達…。」
 作品全体を通して重く暗い雰囲気が漂っているんですが、若かりし頃の梶芽衣子の可愛さと、千葉真一のからっとした無頼漢っぷりが明るい色を添えていたと思います。千葉ちゃん無法で声がでかくて頭悪そげで格好良くて最高。ずっと棒ブン回してるし。

 見終わった後で、どうも外が雨のような気がした。ラストがずっと雨だったからだろうか。優れた作品は、人の心にこういう影響を与える…。と思って犬の散歩のために外に出てみたら、本当に雨が降っていました。

 サッカー日本代表vsレアル戦も、やはり雨でした。今日は雨尽くしだ。
 それにしても、実力差が歴然だなぁ。一つ一つの動きが違い過ぎる。いや素人目なんですが。
 時にサッカー好きの人は「日本代表戦の時だけサッカー見るやつは死ね!」とか言ったりしますけど、逆に「日本代表戦すら見ないやつは死ね!」とも言えるわけで。
 しかし実際この試合、水びだし過ぎて違う競技みたいです。ボール転がらない。選手泳いでる。金魚がサッカーするCM(エニックスのサッカーゲームのCM)が面白かったです。
 パロディ講義サイト理論シリーズは今日はお休みです。

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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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