take cover from you

2002年9月21日 土曜日

 いつだって、本当に相手の心に届く言葉はありきたりで、ごくありふれたモノなんじゃないかと思う。
 誰かに本当に何かを伝えたいと思った時、僕らの口から出るのは余計な装飾を剥いだ生の言葉になる。心から伝えたいと思えば思うほど、きっとそうなる。

 文章を書く時も、修辞や表現に凝りすぎたものより、素直に書かれた本音のほうが、少なくとも心情はよく伝わるだろう。
 だからこそ、3時間かけて推敲に推敲を重ねた文章よりも、10分くらいで適当に書いた文章のほうが反響が大きかったり評価が高かったりという現象が起こるのかもしれない。
 適当に書いた日記に予想外の反響が来たり、軽はずみ、な言葉が、時に人を傷つけたそして君は居ないよ、だったりもする。
 人気サイトをいくつか眺めてみても、書かれていることは大抵普通で、当たり前で、解りやすい。
 スターウォーズだって、SFのギミックや数々の謎かけをまとってはいるけど、本筋は驚く程直球な親子の物語、家族ドラマだ。

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 直球しか捕れないキャッチャーは、変化球を捕れない。しかし変化球を捕れるキャッチャーは、直球も捕れる。(時には岩鬼のような打者もいるけど)
 そう考えると、当たり前の言葉が多くの人に届く、というのは、まぁ正に当たり前の事なんだけど。

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 読み返してみれば「直球の方が伝わるヨ!」なんてのもまたあまりに直球で恥ずかしいんですけど。
 しかし無用な誤解やトラブルを招きたくないなら、ここぞという時にはやはり真っ向から投げて行くべきなんだろう。
 僕はしないけど。(フォークボール)

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 直球はたまに投げるからこそ効果がある、というのは言うまでもないことですが。 
 明日は、タンヤオやリーピンという直球で攻め続けたいと思います!(平和…麻雀で最も難しい役)


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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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