イラク用語
自国を自爆テロ攻撃の恐怖に晒されたスペインが、いち早く軍を撤退させることを決定しましたね。人質を殺されたイタリアでも、世論は撤退に傾いているようです。すでに、現在イラクに部隊を派遣している37カ国のうち、6カ国が撤退を検討しているらしく、この数字は今後どんどん増えていくでしょう。真っ先に「いち抜けたー」というと目立ってしまうけど、一番最後まで残ってしまうのも非常に目立ちます。みんな、一番目にはなりたくなくて、横目で他人の様子をうかがってたってとこですね。日本も最後にならないように、上手く中頃で抜けられればいいんですが…。最後になったら、間違いなく地獄の底まで付き合わせられますよ……。
現代イラクの基礎用語に、以下の項目を追加、修正。人名中心に増やしました。
人名
今井紀明
18歳、「NO!!小型核兵器 サッポロ・プロジェクト」代表。札幌市在住。共産党員の家庭に育つ。週刊誌では「人気者だった」などと書かれているが、その特異な性格から疎んじられていた、という声も。
同級生の証言「話してるうちに、いつも話が「核兵器」とか「戦争」の話になって、「 君ももっと勉強したほうがいい。」みたいな説教っぽい事を言われてウザかったんで話しかけんのやめた。」
高遠菜穂子
極左ボランティア活動家、千歳市出身。薬物依存から抜け出し、イラクの少年を育成することを生き甲斐としている。今回の武装グループとの接点を指摘する説もある。好物はチョコレート。ギャルという紹介には明らかに無理がある。著書に「愛してるって、どういうの?」(ここの4月15日)
高遠修一
高遠弟。千歳青年会議所専務理事。名言は「これが普通の状況ですか!」「イラクの子に謝れといいたい」など。
郡山総一郎
元自衛官の自称フォトジャーナリスト。イラクへの旅費とカメラを買う金は、茨城県での土木工事などのアルバイトで貯めた。名言は「俺もさー、ジャーナリストなんだけど?」
安田純平
信濃毎日新聞を2003年1月に退社、人間の盾としてイラク入りし、同時にフリーの立場でイラク戦争を取材。今回は3月にイラク入りした。
名台詞は「楽しくてたまらんね! 」
渡辺修孝
元自衛官で、作家の瀬戸内寂聴らが発起人となった、自衛隊の海外派遣などに反対する元自衛官らの組織「米兵・自衛官人権ホットライン」に参加。今年2月末から半年間の予定で「在イラク自衛隊監視員」としてイラクへ派遣されていた。
元・一水会でもあり、アメリカに抗議して首相官邸にペンキをまいて逮捕されたこともあるなど、熱い活動家だったらしい。
クバイシ師
アブドル・サラーム・アル・クバイシ。イラク・イスラム聖職者協会のメンバー。日本人を拘束している集団を相次いで説得するなど、急激に存在感を強めている人物。あまりにスンナりいくので、疑惑の声もちらほら。
軍事
劣化ウラン弾
放射性物質を含み、安価で脅威の貫通力を誇る武器。湾岸戦争で実用化されたが、土壌の汚染や人体への影響が問題視されている。今井君の一番の趣味。
イスラム
ジハード
イスラム教徒の義務のうちの一つ。内なるジハードと外へのジハードがあり、外へのジハードとは、イスラム世界を拡大あるいは防衛するための行為、戦いを意味する。
流行、時事
PTSD
心的外傷後ストレス障害。(Posttraumatic Stress Disorder)
死に直面するような出来事によるトラウマがを原因として引き起こされる様々な症状。70年代に、ベトナム戦争で極限を超える凄惨な体験をした米軍兵士の精神的後遺症から研究が進んだ。を日本における代表的な発祥例は阪神大震災、地下鉄サリン事件など。
数日間の人質体験での発祥例はおそらくない。
自己責任
流行語。「自業自得」「金払え」といった意味で使われる。自作自演説によらずに3人質を批判する根拠になっている。
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テロリスト
あらゆる暴力的手段に訴えて自分の政治目的を実現させようとする者。
レジスタンス
侵略者に対する民族的抵抗運動。
週刊新潮
【共産党一家】が育てた【劣化ウラン弾】高校生
【12歳で煙草、15歳で大麻】高遠さんの凄まじい半生
【子持ち・離婚】でも戦場カメラマンを選んだ郡山さん
などの、2ちゃんのスレッド名のような記事を掲載。(4月22日号)