江頭演説
2004年10月13日 水曜日
昨日書いた「新垣里沙伝説」が、割と好意的に読んでいただけたようで、よかったよかった。
僕の発言は基本的に4期至上主義に立脚していますが、4期というのは、それぞれがキラ星のごときアイドル性とキャラクターを備えたタレントだったことに加え、グループが最も昇り調子だったときの加入であり、最初から成功が約束されていた、幸せな世代です。だからこそ、人々は無条件に辻ちゃんを崇拝できるわけで、僕の中でも“幸せな世界”、モーニング娘の象徴が、4期加入当時の“黄金の10人時代”なのです。
しかし、5期は違います。4期ほどのスター性もなく、グループが完成形に近いときに「なんで増えるの?」という目で見られながら入ってきた世代。オーディションも盛り上がらず、いわば逆風でのスタート。しかし、それゆえに、逆説的にモーニング娘になれる可能性を有していたのかもしれません。
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忘れがちなことですが、モーニング娘は最初からトップアイドルだったわけではありません。モーニング娘という装置が、オーディションの落選組を集めた垢抜けない女の子が、努力の末に成長し、栄冠を掴む物語のことだとしたら、まさにそれを今最も体現しているのが新垣なんじゃないかと思うのです。
コピペ改変ですが、最後にこの言葉を送ります。
新垣里沙、お前な、お前はコネなんかじゃないんだよ。
お前こそ、モーニング娘。なんだよ!
ちょっと褒めすぎたかね。まぁとりあえずスピリッツの巻末グラビアをどうぞ。—–