キャラメル小説プロット

2005年7月17日 日曜日

 W(ダブルユー)の辻加護が扮するキャラクター『ふしぎ少女探偵キャラ&メル』は、おはスタのミニコーナーから単独ミュージカル(DVD好評発売中!)にまでなり、二人の強固なキャラクター性をいかんなく発揮しました。

 正直いって、この設定とキャラクターの素晴らしさは、単発企画で終わらせるのはもったいないくらいです。ミュージカルが終わってからも、おはスタのコーナーは続行してくれたので胸をなでおろしましたが、1回1回が短すぎる。5分くらいで、内容はといえばヒロシや安田大サーカス団などの若手お笑い芸人と絡む謎解きクイズ…。

 や、確かに安田大サーカス団とW(ダブルユー)の絡みは、それはそれで楽しいのです。しかし、これだけで終わらせるのはあまりに勿体無いような気がします。

 具体的な提案としては、二人を主人公にした単独番組を作る。時間帯は土曜か日曜の午前、ターゲットは小中学生女子と大きいお友達。内容はプリキュア、セーラームーンのような感じ。昔あった『美少女仮面ポワトリン』枠で放映する。

 ということで、原作小説を書いてひと儲けしようと思っていたのですが、実際に書く時間がなかなか取れなかったので、プロットだけ公開します。テレ東のスタッフはこれを読んだら早速僕とコンタクトを取ってください。

パイロット版プロット・ふしぎ少女探偵キャラ&メル TV版

全10回。
ふしぎ少女探偵の2人が、学園7ふしぎを解明すると同時に、学園を支配する黒い力と対決する。

キャラ
ヒラメキ担当。精霊の力を使った補助魔法が使える。

メル
ハリキリ担当。精霊の力を使った格闘術を使う。

マキアート
犬。役目は留守番。

桜木威音
高等部3年生。仮面を被って2人のピンチを救う。

校長
依頼主。黒幕。

■第1話 キャラ&メル登場!【C】
 ある日、キャラメル探偵事務所に、早安学園教頭から依頼が来る。「学園七不思議を解決してほしい」早速、生徒に化けて、転校生として潜入するキャラとメル。学園の不穏な空気や、校長、クラスメート、桜木などの主要キャラの顔見せ。校長の入学試験、簡単な謎解きテスト。

■第2話 音楽室、ベートーベンの肖像画の謎【A】
  肖像画が異界との接点になっている。自我をのっとられた音楽の先生は、魂を吸い取る曲を演奏する。子供達の魂が肖像画の目から吸い取られていくのだ。音楽の時間に謎を見破ったキャラは、肖像画に落書きをして呪いを解く。音楽の先生から抜け出したゴーストをメルが粉砕。

■第3話 保健室【B】
  保健の先生は中澤さんか飯田さんをモデルにし、コメディタッチの話にする。
  
■第4話 理科室、マッドサイエンティストの標本
  戦前に人体実験に使われていたという理科実験室。夜中に動き出すという人体模型、そこで繰り広げられる酸鼻を極めた光景。キャラ&メルが挑む。ホラーテイスト。

■第5話 体育館、捨てられた子犬【A】
  キャラが捨てられていた子犬を拾ってくる。しかしその子犬は…。感動モノ。
  
■第6話 運動場、走れメル!陸上競技対決!【B】
  スポ根。
  
■第7話 トイレ、開かずのトイレの花子さん【A】

■第8話 柔道場、技ありイッポン!【B】
  男子が体育で柔道をやると、毎回不思議な事故が起きる。10年前、柔道部の全国大会で、優勝候補とうたわれながら、大会に向かう途中で交通事故死した男子生徒の幽霊。メルが柔道勝負をして、負けた生徒は成仏する。

■第9話 校長室、ふしぎな鏡【C】
  校長室にある大きな鏡は、夜になると異界の入り口になるという噂。ひとりの生徒が吸い込まれたまま戻ってこない。キャラとメルも吸い込まれるが、鏡の世界の謎を解いて生還する。黒幕が校長であることを悟る。

■第10話 対決!そしてエンディング【B】【C】
  校長が真の姿を現わす。バトル。

A.『ゆうれい小僧がやってきた(初期)』や『低俗霊狩り』式の、幽霊を成仏させて解決する話
B.アニメ版『鬼太郎』『セーラームーン』式の、妖怪とバトルをして退治する話
C.『金田一少年』式の、事件を推理して解決する話
あるいは、その3つを場合に応じて使い分けていくというパターンも考えられる。

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セーラームーン、プリキュアなどを参考資料とする。
なお、これらプロットは、30分の実写ドラマ以外にも、アニメ、ゲーム、小説などでの展開も考えられる。


この記事の評価は:

うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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コメント / トラックバック 4 件

  1. 津短 Says:

    こ・・・これは・・・
    ヤバイ見たい!NHKとかならすぐに食いつきそうですけどね(笑)
    校長はやっぱりあのおハゲな方で・・・

  2. ヒラメキ少女 Says:

    古い記事へのコメント失礼いたします。
    キャラ&メル懐かしいです。連続ドラマやアニメになっていたらこのような感じで展開していたんでしょうね。
    原作だと2人は中学生か高校生か、はたまた小学生なのか分かりませんでしたが。
    さてキャラ&メルの小説を書きたいのですが、この記事の設定を使ってもよろしいでしょうか?

  3. 宮本 Says:

    キャラ&メル、面白かったですよね。
    さてすみませんが、このプロットは私なりに大事に温めているものなので、ご利用はご遠慮願います。ご了承ください。

  4. ヒラメキ少女 Says:

    お早いレス、恐縮です。
    実はずっと前から当サイトの記事を読ませてもらっています。キャラ&メルの記事を読んで、愛を感じました。
    探偵物と変身ヒロインの良いとこ取りという良い素材なのに、あまり生かせていないのが当時を知るものとしても残念でした(実は放映時まだ子供でした)。
    例えば、おはスタコーナー版では名もなき白い世界という異世界やそこからの変身(?)してからの移動、いろいろと重要な指輪といった要素や、変身前(?)に位置付けられていそうなピンクの制服の出番がほとんどない事がもったいないと思いました。
    個人的にピンクの制服は2人の衣装の中で一番可愛いと思います。もっと評価されるべき。

    話しが長くなりましたがプロットの件、了解いたしました。いつか形になる日を待っています。
    余談ですが、このプロットでのお2人の(というか、女子生徒の)制服はおはスタ版の初期に登場したキャラメル色の制服か、ピンクの制服のどちらでしょうか?

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