フィードバック今昔物語
先日のエントリーに対して、多少のメールといくばくかのはてなPをいただきましたっ。ありがとうございます。宮本です。
しかし一説によると、今はもうメールなんて古いらしい。確かに、今は「電子メールのやりとり」なんて少なくなりましたねえ。仕事、業務連絡に使うくらいか。あとは、友人とのやりとりならmixi、携帯メール、メッセンジャーなどにすっかり連絡・伝達手段は代替されてしまった感があります。
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連絡手段ではなく、個人WEBサイトに対する、読者からのフィードバック機能としては、昔はどこにでも掲示板というものがあり、そこでコメントのやりとりがなされていたものです。が、これも今はめっきり少なくなった、というか、いわゆる昔ながらの趣味系ホームページではなくて、こういう文章サイトでは掲示板の設置自体なくなってしまいました。
代わりにブログにはこうして記事単体へのコメント機能、トラックバック機能がついている。サイトの掲示板という、交流だか意見板だかわからないところで曖昧に挨拶を交わしあうよりも、その日の作品(日記)への感想がダイレクトに書き込める仕組み。これは僕のようなテキスト至上主義者にとっては非常に都合のいいシステムでした。しかしこれも実はもう古いのかもしれない。もともとそんなに多くなかったけど、最近ほとんど付かなくなりました。
代わりに台頭してきた新しいフィードバックシステムが、ソーシャルブックマーク(はてなブックマーク)のコメント機能です。これは、記事をブックマークした際に一行感想を書き込むものですが、これが実際にはその記事への間接コメント欄として機能しています。コメント欄の外部化です。
お互い何かと気を使う、コメント欄での直接接触よりも、読者が一方的に感想を口にし、作者がそれを横目で見るだけの場。WEB2.0的ってやつでしょうか。
そういえば僕は数年前にこれと良く似たシチュエーションを目指し、ユートピアを作ろうとしたことを思い出しました。スレッド型の掲示板に「テキストサイト共有掲示板」と名付け、サイト管理人不在で、名無しさんが日記単体の感想のみを言い合う、ストイックな掲示板でした。あまりうまく行きませんでしたが、当時は本気でテキストサイト界(今で言うブロゴスフィアみたいなの)を少しでも良くしたい、と純粋な理想に燃えていました。九十九式黒歴史の一つですが、それなりにいい思い出です。
2006年3月31日 at 12:04
コメントを送る行為が、擬似的な管理人との会話を望んでいるという意味を含むと考えれば、文章として完結している九十九式にコメントが集まらないのは、寧ろ賞賛されるべきことなのではないかと思います。
そもそも、NETはただ受け取るだけのものだという意識が、最近多く、教育の場でも又、そのように教える と言う現状を踏まえれば、アクセス数=反応
というわけには行きますまい。
それこそ、2ちゃんねるのような、大規模掲示板の「仲間」 もしくは現実の友達 多くの反響があるサイトは、このような間接的つながりを持つ人間のコメントが殆どかと思われます。
まぁ、まとめると。
このサイトの面白さに何ら問題なし!!!!
みたいなw
なお、このユーザは、書き込むために急遽作ったので、このリンク先には何もありませんorz
2006年4月1日 at 23:40
はてブコメントはお互い気を使わなくても良い機能だが、作者側は反論したくても反論できないのでは。でも、掲示板はもう古いのか。はぁ。
2006年4月2日 at 09:53
あいやー、コメント受付が誤って「Bloggerメンバーのみ」になったままでした。直しておきましたので今では当サイトは誰でもウェルカムです。
お手数かけました。でもせっかくなのでbeep大佐殿もセカンドブログとしてBloggerをご利用されてはいかがでしょうか。
今はまだそんなに大したサイトではありませんが、いつかは本当にこのような賞賛に値するようなサイトになるべく、精進してまいります!!!! ありがとうございます。