バッテリーが長持ちする生き方
今日一番びっくりしたのがこの情報。
「バッテリーは空にしてから充電した方が長持ちする」はウソだった
充電池は、完全に放電してから充電した方が長持ちする、といううのはわりと昔からよく聞く話で、僕もいつも律儀に電池がゼロになってから充電していた。デジカメの電池がまだちょっと残っていると気には、わざわざスライドショー再生で放置して消費したりしていた。
しかし、実はこれが全然理に適っていない行動だったらしいのだ。
機械系のデバイスはどれも同じようなもので、使えば使うほど早く消耗していきます。また、放電深度(バッテリーの放電状態の数値)によって、寿命までのサイクルが決まります。放電深度が小さければバッテリーはより長持ちします。よって、バッテリーを使っている間は、空っぽの状態をできるだけ避けた方がいいです。
うーん、なんということだ。まさに衝撃。
つまり充電池は、充電しすぎない、減らしすぎない、70から80%くらいのところで、適度に使うのが一番長持ちする、ということか。
余談:人間の充電も…
でもこれ、ちょっと人間の健康にも似ている気がする。
睡眠は、人間にとってはまさに充電時間。
充電池と同じように、ムリな使い方をして、睡眠が不規則だと長持ちしない。
例えば仕事が忙しくて、平日はいつも3~5時間しか眠れなくて、土日で10時間以上寝たりしても、結局疲れが取れないし、将来的に成人病などのリスクが高まり、つまり寿命が減る。
例1:平日は5時間しか寝ないけど、週末は12時間寝溜めすると、1週間の睡眠時間は49時間。
5x5+12x2=49
例2:平日も週末も、毎日7時間寝たとしても、合計は49時間。
7x7=49
(人間は寝溜めができないという見解、7時間程度の睡眠時間の人が最も長生きするという調査結果もある。
人生の時間を同じように消費するのに、最終的な人生の長さやクオリティー・オブ・ライフに大きな差がついてしまうとしたら、全くの無駄である。
ひょっとして、人の睡眠時間には推奨値があって、それをあんまり無視しすぎると、いずれどこかでバランスをとることになるのではないだろうか。
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睡眠時間を削りすぎて倒れ、仕事を休んで毎日寝る羽目になる、とか。
もっと無理をしすぎれば、深刻な病にかかって永遠の眠りについてしまう。
睡眠が6時間未満の状態が2週間続くと、2日丸々寝ていないのと、同じパフォーマンスまで低下する
という説もあり、どうせ寝るならちゃんと毎日いきいきと生活できるように、「バッテリーの長持ちする生活」を心がけたいものである。
2011年4月22日 at 16:45
使い切らない、満タンにしない方がいいらしい、という話です。