変な日本語 「トライ・アンド・エラー」
2011年8月17日 水曜日
「トライ・アンド・エラー」という変な日本語があります。え、英語じゃないかって?いや、こんな英熟語は存在しませんので、これは日本語です。
これは、英熟語「トライアル・アンド・エラー」の間違い版です。
トライアル・アンド・エラーなら、日本語に訳せば「試行錯誤」。
トライアルというのは「トライ」の名詞化なので、試行(トライアル)+錯誤(エラー)ということで成立している熟語です。
しかし、トライ・アンド・エラーだと動詞+名詞でおかしなことになってしまう。「試す錯誤」。何じゃそりゃ。
いや、そういう違和感以前にこんな英熟語は存在しないんですが、段々こっちの誤用の方を耳にする機会が増えてきました。
先日、どこかでこれが使われているとき、「トライ・アンド・エラー」という誤用言葉を使った後で、「そういったトライアルが…」とか書いてあったので、もうだめなのかも知れません。「トライアル」という単語を知っている人でさえ、勘違いして覚えている!
ひょっとしたら「日本人なんだから、英語的に正しくなくても、日本人に使いやすいような変化なら、いいんじゃない?」という人もいるかもしれません。
馬ッ鹿もーん! 日本人だったら、わざわざ気取ったフリしてカタカナ英語使わずに、普通に「試行錯誤」と言っておけ!
広告
2012年4月25日 at 15:24
TRY
noun (plural tries)
1an effort to accomplish something; an attempt:
Oxford onlineより。
トライは、動詞としてだけでなく名詞としても使われるんですよ。あなたも出なおして来て下さいって感じですね。
2012年4月26日 at 09:38
ついでに言っておくが、
trial and errorは熟語だから云々、っていうけど、それこそ英語を理解していないですね。
熟語熟語熟語・・・
look for で「探す」という熟語。
in front of で「前に」という熟語。
sit dow で「座る」という熟語。
そう習ってきたんだろ?でも、それってネイティブは熟語という概念では使っていないんだよ。
でも中学校で君がお勉強した時、熟語って習ったよね?なぜかというと、単に受験の時に、熟語として丸覚えさせたほうが簡単で手っ取り早いからだよ。
所詮、受験対策の英語しか触れていないんだね。バカですか?
そんなバカだから、「例えばソファーに座る」と言いたい時、
sit down the sofa と言って笑われていいんですか?
sit on the sofa、状況によって、sit in the armchair。
前置詞もコロコロ変わるんですよ。
何でも熟語熟語熟語・・・と覚えてきたバカは、こんな変化球に対応できないだろうね。
trial and errorが熟語だからtry and errorは間違い、、、ハイハイって感じですね。
ハァ情けない。君程度のレベルの人間が、偉そうに英語のことを語っていいんですか?
2012年4月26日 at 18:41
ご指摘ありがとうございます。非常に勉強になります。「それと熟語って何?」様の生きた英語の知識に感服いたしました。
ついでにここで問題としている「try and error」という言い回しがネイティブにも使われているのか、ネイティブにとって違和感のない言い回しなのかについても教えていただけませんか。「それと熟語って何」様が例に出されている「sit on the sofa」のようには笑われないものなのでしょうか。
それから、どこのどなたか存じ上げませんが、見ず知らずの相手を「君程度のレベル」「バカ」呼ばわりして憚ることのない、「何」様の高邁な精神にも敬服いたしました。(念の為に確認させて頂きますが、私の上司や先生や友人の誰かではありませんよね?)
いったいどのような境地に立てば、何ら恥じることなくこのような書き込みができるようになるものか、何様の高レベルなスタンスの秘訣を私程度のレベルの者にも分かるように教えていただければ幸いです。
2012年12月20日 at 11:06
ウケるw
トライアンドエラーが和製英語なら素直に試行錯誤と言えということでしょ。
僕もそう思う。
ただトライアルアンドエラーよりトライアンドエラーの方が語感がいいよね。
試行錯誤をあえてトライアンドエラーって言っているとしたら、何かそこに意味を含めているのかもしれないし。
まあ、僕はトライアンドエラーもトライアルアンドエラーもキザっぽくて嫌だなあ。
いや、使う人によるかなあ。