災害を乗り越える人間の力
2011年9月21日 水曜日
今年の日本に一体何があったのだろうか。
東日本大震災に端を発し、原発、台風、洪水と、日本列島を休み無しに災害が襲っている。
今日も、台風15号が日本に猛威を振るっている。僕も台風のせいで帰れなくなった駅前のスタバでこのエントリーを書いている。
ロク文のOpiさんがTwitterで言ってたけど、こうも災害が続くと、どうも「災害慣れ」してしまう。人間は何にでも慣れる生き物だが、特に日本人は物心つく前から地震を体験して育つのと、自然と共生する神道的価値観のせいか、災害に対する慣れが早いような気がする。
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それでも、交通機関がマヒして電車の中や駅改札などで足止めを食らい、長時間待たされたりすると、イライラが募ってくる。そんなシチュエーションで、こんな素敵な場面を見かけたというツイートがあったので、リブログ。
kazumyfarm 浜松駅でみんな改札イライラしてる時におばあちゃんが横にある展示品のピアノできれいな音楽を引き始めて空気が和んでる!!!すごいおばあちゃんよ力、芸術の力!ほんと素敵!
人間には、災害を乗り越えていく「技術」があるのと同時に、悲しみを乗り越えていく「理性」が備わっている。
それと同じくらい、楽しみや安らぎを与えてくれる「芸術」と、それを享受できる「感性」というのも大事なのだな、と思った。