イラク情勢・外国人人質問題
空前の 誘拐ブームに 沸くイラク。
僕は最近TVニュースはチラ見する程度なので、家族は何やら態度がでかいなぁ、というくらいの感想しかないんですが、あれが普通だと思ってるんですか!? 誘拐されるのは何も日本のお家芸ではありませんよ。
そこで、8日以降のイラクでの外国人拘束関連の動きを振り返ってみました。(誘拐)
カッコ内の数字は、人数です。
4月8日
日本人(3)
韓国人(7) →開放済
日本人誘拐さる! の報は全国を駆け巡り、「韓国人の間違いらしい」などの誤情報とあいまって、情報が錯綜しました。これが誘拐ブームの幕開けです。
4月9日
イタリア人(4)
アメリカ人(2)
アメリカ人(1)
日本人誘拐の翌日だったために印象に残っていないのですが、実はイラクに軍隊を展開する国の人が誘拐されていました。
4月10日
ドイツ人(2)
外国人(30)
もしも30人が事実なら、このまとめ欄を完成させるために、内訳を知りたいところです。
4月11日
英国人(1) →開放
パキスタン人(3)
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トルコ人(2)
インド人(1)
ネパール人(1)
フィリピン人(1)
→以上8人開放
中国人(7) →開放
一昨日は、一挙に大量放流されました。中でも中国人は、「イラクが危険だとは思わなかった」「農村から出稼ぎに来た」、しかも日本人と間違われたっぽいとのことで、殺されなくて良かったですね。
4月12日
ロシア人(8) →13日解放
チェコ人(2)
そして昨日です。ロシア人はウクライナ人を含む会社員で、武装グループは「間違えてさらった」として謝って、タクシーに乗せて解放したそうです。意外と紳士的ですね。タクシーチケットとか本部から出るのかなあ。
4月13日
アメリカ人(9)
イタリア人(4)
イタリア人をさらったのは、えぇとカタイブ・ムジャヒディンです。日本人をさらったグループと似てますね。要求もイタリア軍の撤退と伊首相のイラクへの謝罪、いうことで、非常によく似たケースです。今後の行方が注視されます。
というわけで、毎日何らかの動きがあることがわかりましたね。ヌケがあったらフォームで教えてください。一説によると、16カ国50人以上が誘拐されているらしいです。
この流れだと、明日も何かしらの動きはあるのではないでしょうか。
僕の予想は、6人誘拐・4人釈放、です。