K-1 in ラスベガス 2004
今日放映されたK−1ラスベガス大会は、はっきり言って凄かった!
……客席が。
セフォーとホイスがなぜか仲良く2人で座ってて、バンナがいて、レオナルド・デカプリ男もいて、さらには途中からモハメド・アリがやってきて、決勝にはタイソンも駆けつけた。豪華、豪華。
肝心の内容は、プライドでの引退宣言からわずか4ヶ月で戻ってきたGグッドリッジや、身軽な男の活躍、意外と強いマイティ・モーなど、見所も多かったんですが、何と言っても圧巻だったのは、サップの試合。前回に勝るとも劣らない、不可解KO劇。これはヤ、ヤオ……? 一体何が当たったのか、どの攻撃が効いてるのか。スローで見てもさっぱり分からない。スリップダウンしたのかと思ったら、そのまま負けてた無名の選手。しかもなぜかレフリーストップ。会場、大ブーイング。
今大会のワーストマッチはこの試合だったが、ベストショットもこの試合中のワンシーンにあった。
サップの試合、あまりの結末に呆然とするホイス・グレイシーさんとレイ・セフォーさん。
この2ショット最高。
特に右側セフォーの顔はそのまんまこれ→( ゜д゜)ポカーン
ホイスは目が点。→( ・_・)
2人とも、この顔のままピクリとも動きませんでした。人は呆気にとられたとき、本当にこの顔になるんだなぁ。笑える。
なんだか毎回K−1の悪口を書いているようですが、毎回期待はしているんですよ。決勝戦はなかなか良い試合だったし、アリとタイソンの2ショットも大物然としてて楽しかった。2人でポップコーン(?)を食べてた。
それにしても( ゜д゜)ポカーンな大会だった。
おそらく番組のあおる「野獣サップに全米注目!」というのは虚構で、現地でのサップの知名度ってのは「タイソンにケンカを売っている体のデカい男」程度だと思うんですが、今日の試合でますます見掛け倒し感を強めてしまったかもしれない。
野獣の低迷と見掛け倒しっぷりというのは、昨今のK−1全体の内容を象徴しているように思えてならない。会場が一番沸いたのは、間違いなくアリが立ち上がって客席に手を振ったときだった。
ちなみにGPに駒を進めたのは、ベテランのマイケル・マクドナルドことサムソン・ティーチャー(俺命名、アシュラマンの腰飾りしてるから)だった。—–
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