PCは急には止まれない

2005年9月23日 金曜日

 最近、朝ブログ計画が揺らいでいる。この計画は、朝型生活に切り替えて時間を有効活用すると同時に、だらだらとネットにつぎ込まれる時間を短縮しよう、という計画だった。

 これは最初のうち、確かに効果があった。「更新しなくちゃ……」という意識がなくなったため、夜の時間をリラックスして過ごせるようになった。リラックスして、心置きなくネットができるようになった。……ダメじゃないか!

 そして朝はどうなったかというと、時間ギリギリまで寝ていて、起きて急いで身支度をして家を飛び出る生活に逆戻りである。そして電車の中で携帯をぷちぷちいじったり、仕事の合間を盗んだりして、どうにか更新している、といった状況である。これは完全に本末転倒だ。

 なぜこうなってしまったかというと、やはり「朝にサイトを更新する」というのが、自分へのご褒美として機能していないからだろう。早起きのように困難な生活習慣を身に付けるためには、何らかの誘引が必要になる。「サイト更新」はどちらかというとペナルティに近い。そこが失敗の元だった。人間は、罰では動けないのだ。

 ネズミを使った短眠実験でもわかる。

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ネズミの場合、眠りそうになるたびにショックを与えて起こしていると、18時間から30時間が限度で、それ以上になると眠ってしまう。ところがネズミを歩かせたり、手で触ったり、えさを食べさせたりというような愛情のこもった方法で眠らせないようにした場合は、4日間全く睡眠を取らなくてもえさはよく食べるし、元気もよいのである。(『眠りを減らせ!』早起きをするコツ

僕の場合、睡眠を減らそうとしているわけではなく、早起きにシフトさせようとしているのだが、「朝早く起きなくてはならない」という点では共通している。何かご褒美を考えなくては。いっそ、夜はPCを起動させない、くらいまでやらないとだめかもしれない。

 PCを起動させたら、

起動→メールチェック→GNO2部隊チェック→タブブラウザ起動→サイトチェック(コメント、解析等)→mixi→アンテナ→はてなブックマーク→アンテナII→…

 という一連のネット行動が始まってしまう。そして、これらの行動を途中で中断するのはとても難しい。
 さらに恐ろしいことに、これらの行動は最後まで行ったらまた最初に戻ってループするのだ。

関連:
九十九式: [diary] 朝型プロジェクト


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うーん…いまいち…ふつうですかなり良い素晴らしい (まだ評価されていません)
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コメント / トラックバック 3 件

  1. 匿名 Says:

    朝は女子アナ目当てで早起きしてます
    でへへ

  2. AdYandW Says:

    朝更新何度かやった事はある…。でも私の場合前日の夜に起こしておくんだけど

  3. 宮本 Says:

    ↑シンプルながら「でへへ」の部分で笑ってしまいました!

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