人は誰も自分の人生を無視できない
2006年6月12日 月曜日
先日来、生活の上での覚え書きや、仕事をしていて気付いたことなどをいくつか書きつづってみた。すると、これが意外と反響があるので驚いた。特に、先日のエントリ『「それ、知ってます」は禁句』なんて、はてなブックマーク200超え、巨大ニュースサイト群にまで取り上げられるアクセス台風に見舞われた。まさか九十九式が「Lifehack」でタグられる日が来るとは。
かつて僕は、寝ても冷めてもテキストサイト(今で言うブログみたいなものです)のことを考え続け、毎日サイト運営Tipsやネット事件考察、テキストサイト論を書きまくっていた時期があった。サイト運営が楽しくて仕方なかった。幸いにして当時もそれなりの反響を得ることは出来たが、それでもここまでの手応えではなかったような気がする。
それがなぜかは、考えるまでもない。おそらくは、テキストサイトに興味を持つ人と、人生に興味のある人の数の差だ。
日記を書かない人でも、仕事はしている(しようとしている)。
サイト運営をする人は限られているが、誰しも自分の人生を生きている。つまりはそういうことなのだろう。
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そして、僕も例外ではない。今、僕は寝ても冷めても会社のことを考え、プロジェクトの成功に腐心し、仕事に没頭している。これが楽しくて仕方ない。かつてサイトの成功のみを願い、自らの人生をそれに捧げていた男が、今は人生の成功を期し、サイトの成果をその副産物にしようとしている。九十九式は宮本という一人の人間の成長記録である。(WEB日記を書いてると、後で読んだときにそのとき自分が考えてたこととか興味とか、今と比較したりできて楽しいよ。だからみんなも日記書くといいよ!)
2006年6月13日 at 03:04
「かつてサイトの成功のみを願い、自らの人生をそれに捧げていた男が、今は人生の成功を期し、サイトの成果をその副産物にしようとしている。九十九式は宮本という一人の人間の成長記録である」